NPO法人くまもと文化振興会/発行
定価 800円+税
総合文化誌「KUMAMOTO」第24号を発行しました。
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特集1 明治維新150年と近代熊本
この9月で「明治維新150年」を迎える。政府は専ら「維新」を省いて、明治の世の軍備拡張や排外主義を絶賛する構えだ。明治維新は近代熊本にとって何だったのか。その総論を猪飼隆明氏に、また各論としての人物評伝などをそれぞれの方に書いていただいた。熊本の明治維新は全国的な問題提起をはらみつつ、豊かで多様なものであった。今、それに学ぶ必要がありはしないか。
明治維新150年と平和の選択 猪飼隆明
マンスフェルトと古城医学校 松﨑範子
熊本バンド―現代に繋がる熊本洋学校の最大遺産 岩井善太
ジェーンズが行なった食と農の改革 古江睦明
読まずに死ねるか!「城下の人」 宮本一路
蘆花は大逆事件とどう向き合ったか 小原妙子
宮崎民蔵、葛藤の軌跡 野田真衣
男の「明治維新」と女の「明治維新」 堤 克彦
「肥後の維新」を再考するために 今村直樹
特集2 くまもとの音楽風景
くまもとの音楽風景は多彩で、楽しくて、豊かだ。民謡にしてもシャンソンにしても、またギターやピアノといった楽器演奏にしても、胸を張って、仲間と集うのがうれしい。そして、熊本の文化・芸術の拠点館として県立劇場がある。今回、さまざまな分野に原稿を依頼したが、みな立派な原稿を書いて頂いた。そのうちの約半数を掲載し、あと半数は次号に掲載することにした。乞、諒解。
文化芸術の拠点館としての県立劇場 本田恵介(談)
たかが民謡、されど民謡 本條秀美
ギターは楽し 片山辰夫
「私は私」―ドラマチックにシャンソンを歌い続けたい 中村春子
「ピアノの領域」ふたたび 吉田秀晃
ストリートで 葉山耕司
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