NPO法人くまもと文化振興会/発行
定価 800円+税
総合文化誌「KUMAMOTO」第23号を発行しました。
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特集1 「文芸誌」の行方を問う
熊本の文芸誌といえば、既に廃刊になってしまった『日本談義』は80年前(1938年)の5月1日に創刊され、一定の役割を果たした。続いて1948年11月創刊の『詩と眞實』は現在も刊行されており、号数は828号を数え、日本で一番古い文芸誌である。その後、数々の文芸誌が生み出され、現存する文芸誌は10誌を超える。文芸誌の方々に展望を含めてその行くえを問うてみた。
文芸誌今昔雑感/中村青史
月刊文芸誌『詩と眞實』の行方/今村有成
崖っぷちを楽しむ/麦田雅弘
『アンブロシア』の場合/藤坂信子
文学を通して社会の民主的発展に貢献/小田憲郎
『湧水』を語る/田代 格
『ぺれそっそ』創刊から14年/鍬田吉豊
文芸誌『木綿葉』の流れと展望/松原健
『文藝風流』創刊から終刊まで/吉岡七郎
特集2 熊本の珍しかもん
熊本には熊本なりの「珍しかもん」がある。熊本だけにしかないものはもちろんのこと、南国熊本にあって南国では到底できないと思われていたものなどである。食品類から遊戯、酒の飲み方まで、「熊本の珍しかもん」を集めてみた。この「珍しかもん」は、熊本の文化であり、これを広め、伝えていくことは郷土・熊本の核心に触れることになるだろう。今回以降、随時掲載する予定である。
天草の海でサーモンを養殖/浜田真和(談)
献上菓子「かせいた」/髙木恭二・木下洋介
楽しく遊べる人吉のウンスンカルタ/鶴上寛治
「南関揚げ」考/大里耕守
相良名物「球磨拳」の魅力/前田一洋
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